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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】蒲の穂（がまのほ） | 蒲の穂のさわぐ一夜を落城史 | 池山きぬ |
| 【夏】蒲の穂（がまのほ） | 蒲の穂のほほけつくして未だ飛ばず | 五十嵐播水 |
| 【夏】蒲の穂（がまのほ） | 熔鉱炉蒲の穂絮を流しけり | 飴山 實 |
| 【夏】蒲の穂（がまのほ） | 鳥海山とざす雨来つ蒲の花 | 小野宏文 |
| 【夏】虎杖の花（いたどりのはな） | 虎杖の花に熔岩の日濃かりけり | 勝又一透 |
| 【夏】虎杖の花（いたどりのはな） | 虎杖は火の山の花夜も白し | 米谷静二 |
| 【夏】虎杖の花（いたどりのはな） | 雲流れゆく虎杖の花の丈 | 岡田詩音 |
| 【夏】浜木綿の花（はまゆうのはな（･･ユフ･･）） | 浜木綿に潮風つよき枯木灘 | 中村苑子 |
| 【夏】浜木綿の花（はまゆうのはな（･･ユフ･･）） | 遠のくものよ国生みの山も浜木綿も | 金子兜太 |
| 【夏】浜木綿の花（はまゆうのはな（･･ユフ･･）） | 浜木綿の花の月夜に海女踊る | 下村非文 |