季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】天満祭(てんままつり) | くらやみの船紅や天神祭 | 金子 晉 |
【夏】 | 祭なかば所から崎おもしろや | 有次 |
【夏】御手洗詣(みたらしもうで(・・マウデ)) | 御手洗会燭消したがる水の風 | 角 光雄 |
【夏】四万六千日(しまんろくせんにち) | 忙中の四万六千日参りかな | 山縣輝夫 |
【夏】四万六千日(しまんろくせんにち) | 四万六千日夕映に柱あり | 藺草慶子 |
【夏】四万六千日(しまんろくせんにち) | 四万六千日の陸橋故郷なし | 八木荘一 |
【夏】四万六千日(しまんろくせんにち) | 日を返し四万六千日の川 | 藤田弥生 |
【夏】閻魔参(えんままいり(・・マヰリ)) | 閻王の眉は発止と逆立てり | 高浜虚子 |
【夏】閻魔参(えんままいり(・・マヰリ)) | 草花を供へてゆかし閻魔堂 | 松瀬青々 |
【夏】信長忌(のぶながき) | 夜の蜘蛛ぽとりと落下信長忌 | 木塚眞人 |