季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】プール | 一斉に居なくなりたるプールかな | 奥坂まや |
【夏】西瓜割り(すいかわり(スイクワ・・)) | 西瓜割る水辺の匂ひ拡げつつ | 野澤節子 |
【夏】花火(はなび) | 暗く暑く大群集と花火待つ | 西東三鬼 |
【夏】花火(はなび) | 当直医遅き餉をとり花火の夜 | 馬場駿吉 |
【夏】花火(はなび) | 雨来らんとして頻に揚かる花火哉 | 尾崎紅葉 |
【夏】花火(はなび) | 川波に浮きて消えゆく花火かな | 大場白水郎 |
【夏】花火(はなび) | 酔ふこともひとりのわれに遠花火 | 磯貝牛歩庵 |
【夏】花火(はなび) | 遠花火浴後の女匂ひけり | 廣瀬直人 |
【夏】花火(はなび) | 花火見の船らし沖にとどまれる | 大星たかし |
【夏】花火(はなび) | わだつみの闇の隅借る花火かな | 五十嵐哲也 |