季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】冷し瓜(ひやしうり) | 市振の白波つづく冷し瓜 | 友岡子郷 |
【夏】冷し瓜(ひやしうり) | 道草をして大原の冷瓜 | 小川章子 |
【夏】冷し瓜(ひやしうり) | 水中に水より冷えし瓜つかむ | 上田五千石 |
【夏】梅酒(うめしゅ) | 梅酒飲む波郷を思ひ更に飲む | 相馬遷子 |
【夏】梅酒(うめしゅ) | 歳月も梅酒の甕も古りしかな | 安住 敦 |
【夏】梅酒(うめしゅ) | 命惜しむ梅酒を徐々に飲み減らし | 白石蒼羽 |
【夏】かちわり | 頬返しできぬぶつ欠き氷かな | 高瀬武治郎 |
【夏】土用鰻(どよううなぎ) | 土用鰻劉寒吉の歌と待つ | 八木林之助 |
【夏】土用鰻(どよううなぎ) | 土用鰻店ぢゆう水を流しをり | 阿波野青畝 |
【夏】土用鰻(どよううなぎ) | 家長われ土用鰻の折提げて | 山崎ひさを |