季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】白絣(しろがすり) | 白絣水の話を聴きにゆく | 宇多喜代子 |
【夏】白絣(しろがすり) | 白絣てふ風韻に託すも | 坂巻純子 |
【夏】白絣(しろがすり) | 白地着てダミアの暗き声を聴く | 佐怒賀正美 |
【夏】海水着(かいすいぎ) | 父と子の水着あゆめり逗子銀座 | 草間時彦 |
【夏】海水着(かいすいぎ) | 海水着濡らし切るまで手をつなぎ | 行方克己 |
【夏】海水着(かいすいぎ) | 胸まではしづかに濡らす水着かな | 三垣 博 |
【夏】海水着(かいすいぎ) | 恐るおそる水着の妻を一瞥す | 田辺博充 |
【夏】水飯(すいはん) | 水飯のみなが好める越後味噌 | 春山他石 |
【夏】水飯(すいはん) | 水飯や音をたてざる暮しむき | 角 光雄 |
【夏】乾飯(ほしいい(・・イヒ)) | 道明寺喰でも涼し備後砂 | 湖春 |