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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】羅（うすもの） | うすもののつんと乳房のありにけり | 小澤克己 |
| 【夏】羅（うすもの） | 羅や人悲します恋をして | 鈴木真砂女 |
| 【夏】甚平（じんべい） | 甚平を着て今にして見ゆるもの | 能村登四郎 |
| 【夏】甚平（じんべい） | 酢の飯を扇ぐ役目の甚平かな | 河西みつる |
| 【夏】甚平（じんべい） | 甚平やこころざしなほ衰へず | 佐藤 忠 |
| 【夏】甚平（じんべい） | 甚平着て何やらゆとりとり戻す | 藤田柾実 |
| 【夏】甚平（じんべい） | 甚平を着て今にして見ゆるもの | 能村登四郎 |
| 【夏】甚平（じんべい） | 酢の飯を扇ぐ余生の甚平かな | 河西みつる |
| 【夏】すててこ | ステテコやあつと息のむ王手飛車 | 廣崎龍哉 |
| 【夏】白絣（しろがすり） | 白地着てこの郷愁の何処よりぞ | 加藤楸邨 |