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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】雨乞（あまごい（･･ゴヒ）） | 雨乞の室生の寺といふとかや | 後藤夜半 |
| 【夏】雨乞（あまごい（･･ゴヒ）） | 雨乞ふべくあまりに小さき祠かな | 角田竹冷 |
| 【夏】雨乞（あまごい（･･ゴヒ）） | 雨乞の火か霊山を下りゆく | 辻本青塔 |
| 【夏】雨乞（あまごい（･･ゴヒ）） | 雨乞の樟の大樹に文字彫られ | 福田甲子雄 |
| 【夏】雨乞（あまごい（･･ゴヒ）） | 雨乞の木像はうすうすと姫 | 吉本伊智朗 |
| 【夏】雨乞（あまごい（･･ゴヒ）） | 雨乞のあらぬ方より土けむり | 斎藤梅子 |
| 【夏】帷子（かたびら） | 帷子や泣きつ酌みては神ながら | 斎藤梅子 |
| 【夏】羅（うすもの） | 羅を着て祗王寺に用のあり | 後藤比奈夫 |
| 【夏】羅（うすもの） | 羅のうなじ大戸をくぐりけり | 日下部宵三 |
| 【夏】羅（うすもの） | わがままが通る暮らしの薄衣 | 三村純也 |