季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】原爆忌(げんばくき) | 原爆忌ぬかづきてみな無帽なる | 宮下翠舟 |
【夏】原爆忌(げんばくき) | 雀来て原爆の日の水たまり | 山本雅子 |
【夏】原爆忌(げんばくき) | 竹とんぼ遠くへ飛んで広島忌 | 北村菜々子 |
【夏】原爆忌(げんばくき) | ごくごくと白湯飲む朝や原爆忌 | 美谷島寸未子 |
【夏】原爆忌(げんばくき) | ひろしま忌一基の墓を母校とす | 赤松蕙子 |
【夏】山開き(やまびらき) | 流れにも神酒をそそぎて山開 | 伊藤通明 |
【夏】山開き(やまびらき) | 枇杷の種弾みて富士の山開き | 飯田龍太 |
【夏】山開き(やまびらき) | 神官の背に雲這へり山開き | 岡田日郎 |
【夏】山開き(やまびらき) | 山開きたる雲中にこころざす | 上田五千石 |
【夏】山開き(やまびらき) | 山びらき神は雷もて迎へけり | 三谷和子 |