季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】雪渓(せっけい) | 雪渓の一歩に小気味よき軋み | 白井剛夫 |
【夏】雪渓(せっけい) | 雪渓の汚れて堅き象皮なす | 茨木和生 |
【夏】雪渓(せっけい) | 雪渓の水汲みに出る星の中 | 岡田日郎 |
【夏】お花畑(おはなばたけ) | 大空に長き能登ありお花畑 | 阿波野青畝 |
【夏】お花畑(おはなばたけ) | お花畑に覚めて東西見失ふ | 土生重次 |
【夏】お花畑(おはなばたけ) | お花畑郵便局の横手より | 本田一杉 |
【夏】お花畑(おはなばたけ) | 空へ消えゆく人を見てお花畑 | 加藤三七子 |
【夏】お花畑(おはなばたけ) | 大雨去り天の色なるお花畑 | 小野宏文 |
【夏】お花畑(おはなばたけ) | お花畑雲歳月を押し戻し | 福田蓼汀 |
【夏】土用波(どようなみ) | 土用波トラックも又孤影なり | 軽部烏頭子 |