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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】土用あい（どようあい） | 細やかな潮目の彩や土用あい | 荒井千佐代 |
| 【夏】青東風（あおごち（アヲ・・）） | 土用東風船玄海にかかりけり | 正岡子規 |
| 【夏】青東風（あおごち（アヲ・・）） | 籠鳥はくろかみ咥へ土用東風 | 宮武寒々 |
| 【夏】青東風（あおごち（アヲ・・）） | 老師いま昼寝の大事土用東風 | 森 澄雄 |
| 【夏】涼風（すずかぜ） | 涼風や虚空に満て松の声 | 鬼貫 |
| 【夏】涼風（すずかぜ） | 涼風や剣士一団田安門 | 平野無石 |
| 【夏】涼風（すずかぜ） | もの思ふほどの涼風立ちにけり | 神崎 忠 |
| 【夏】涼風（すずかぜ） | 涼風のぬけゆく土間の草箒 | 金井苑衣 |
| 【夏】朝凪（あさなぎ） | 朝風のくづるゝ待ちて打瀬舟 | 小島昌勝 |
| 【夏】朝凪（あさなぎ） | 朝凪のいかなご舟に波送る | 殿村莵絲子 |