季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
---|---|---|
【夏】炎昼(えんちゅう(・・チウ)) | 誰も乗らぬバス炎昼の風運ぶ | 藤原りくを |
【夏】炎昼(えんちゅう(・・チウ)) | 炎昼やたましひ昏きひとところ | 谷山桃村 |
【夏】炎昼(えんちゅう(・・チウ)) | みじろぎもせず炎昼の深ねむり | 野見山朱鳥 |
【夏】炎昼(えんちゅう(・・チウ)) | 炎昼のはるかに雨戸くられをり | 飴山 實 |
【夏】炎昼(えんちゅう(・・チウ)) | 炎昼の嬰が泣く窓を過ぎにけり | 平原玉子 |
【夏】炎昼(えんちゅう(・・チウ)) | 忽然と来て炎昼のさみしさよ | 北 光星 |
【夏】夜の秋(よるのあき) | 夜の秋のコップの中の氷鳴る | 内藤吐天 |
【夏】夜の秋(よるのあき) | 夜の秋のすこし間をおく濤の音 | 小川鴻翔 |
【夏】夜の秋(よるのあき) | 西鶴の女みな死ぬ夜の秋 | 長谷川かな女 |
【夏】夜の秋(よるのあき) | 幼子のいつか手を引き夜の秋 | 飯田龍太 |