季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】梅雨明(つゆあけ) | 梅雨明の天の川見えそめにけり | 加藤楸邨 |
【夏】梅雨明(つゆあけ) | 梅雨明けぬ猫が先づ木に駈け登る | 相生垣瓜人 |
【夏】土用(どよう) | 二ツなき笠盗まれし土用哉 | 一茶 |
【夏】土用(どよう) | 土用太郎拗ねたる雨の日なりけり | 山田みづえ |
【夏】土用(どよう) | 鳥の眼の花に間近き土用かな | 廣瀬直人 |
【夏】土用(どよう) | 油滴天目その一滴の土用照り | 伊丹さち子 |
【夏】土用(どよう) | 土用三郎古稀てふ未知に乾杯す | 村上ふさ子 |
【夏】土用(どよう) | 糠床を念入りに混ぜ土用入 | 大野信子 |
【夏】土用(どよう) | 遠山は雲を払ひて土用太郎 | 檜山京子 |
【夏】土用(どよう) | 通りより見ゆる晩酌土用来る | 宮岡計次 |