季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
---|---|---|
【夏】袋角(ふくろづの) | 袋角何れも左右やゝ違ふ | 吉波泡生 |
【夏】袋角(ふくろづの) | 角のあるつもり闘ふ袋角 | 檜 紀代 |
【夏】蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ) | 蛇の衣一枚岩に尾が余り | 廣瀬直人 |
【夏】蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ) | 蛇の衣ほどの望郷夜の雲 | 今井 聖 |
【夏】蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ) | 持つていけとばかりに枝の蛇の衣 | 大木あまり |
【夏】蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ) | 蛇の衣力みしあとのなかりけり | 小川三補子 |
【夏】蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ) | 衣脱ぎしばかりの蛇が水を行く | 野見山ひふみ |
【夏】蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ) | 蛇の衣力みしあとのなかりけり | 小川三補子 |
【夏】初鰹(はつがつお(・・ヲ)) | 鎌倉を生て出けむ初鰹 | 芭蕉 |
【夏】初鰹(はつがつお(・・ヲ)) | 初鰹観世太夫がはし居かな | 蕪村 |