季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】筍飯(たけのこめし) | 朝は微震夜は筍飯旨し | 百合山羽公 |
【夏】豆飯(まめめし) | 蚕豆飯にいつまで母を働かすか | 岡本庚子 |
【夏】豆飯(まめめし) | 豆飯や娘夫婦を客として | 安住 敦 |
【夏】豆飯(まめめし) | 月の辺をうす雲よぎる豆の飯 | 原田ゆふべ |
【夏】豆飯(まめめし) | 豆飯と遺影と私と夕月と | 森本芳枝 |
【夏】豆飯(まめめし) | 日曜はすぐ昼となる豆の飯 | 角 光雄 |
【夏】新茶(しんちゃ) | 新茶汲む母の齢をはるか越え | 中村苑子 |
【夏】新茶(しんちゃ) | 夜も更けて新茶ありしをおもひいづ | 水原秋櫻子 |
【夏】新茶(しんちゃ) | 古茶新茶これより先も二人の居 | 村越化石 |
【夏】新茶(しんちゃ) | 嘘言ひし口淋しくて新茶吸む | 宍戸富美子 |