季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 過去遠くなるばかりなる更衣 | 岡安仁義 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 丹沢の雲晴れてくる更衣 | 藤田弥生 |
【夏】袷(あわせ(アハセ)) | 真向に比叡明るき袷かな | 五十嵐播水 |
【夏】袷(あわせ(アハセ)) | 旅をきて袷に汗し榕樹見る | 亀井糸游 |
【夏】セル | セルを着て手足さみしき一日かな | 大野林火 |
【夏】セル | セル軽く荷風の六区歩きけり | 加藤三七子 |
【夏】セル | セルを着て小さん贔屓の父なりき | 石嶌 岳 |
【夏】粽(ちまき) | 粽結ふかた手にはさむ額髪 | 芭蕉 |
【夏】粽(ちまき) | 粽解て芦ふく風の音聞ん | 蕪村 |
【夏】粽(ちまき) | ほどき置く粽の笹の動きけり | 大川ゆかり |