季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】菖蒲酒(しょうぶざけ(シヤウ・・)) | 老いぼれてしまひぬ菖蒲酒ふくみ | 草間時彦 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 母の瞳の中なる五十路衣更 | 野澤節子 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 神官の白から白へ衣更 | 板谷芳浄 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 人にやゝおくれて衣更へにけり | 高橋淡路女 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | ちんどん屋通るが見えて更衣 | 藤田あけ烏 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 更衣昨日と今日と違ふ風 | 桧林ひろ子 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 更衣ポケットにある皺のメモ | 武藤あい子 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 衣更へて鏡中ひとり遊びをり | 佐山文子 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 身ひとつを大阪に置く更衣 | 長谷川 櫂 |
【夏】更衣(ころもがえ(・・ガヘ)) | 更衣駅白波となりにけり | 綾部仁喜 |