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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】木下闇（こしたやみ） | 木下闇抜け人間の闇の中 | 平井照敏 |
| 【夏】木下闇（こしたやみ） | 下闇を現れて来る目鼻立 | 深見けん二 |
| 【夏】木下闇（こしたやみ） | 下闇や恋おほらかに東歌 | 和田孝子 |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 緑蔭や矢を獲ては鳴る白き的 | 竹下しづの女 |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 緑蔭に祝女の挿したる蛇の櫛 | 沢木欣一 |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 白樺の木蔭の風を讃へあふ | 福田甲子雄 |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 緑陰にゲーテハウスの外厠 | 坂手美保 |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 緑蔭にあり美しき膝小僧 | 加古宗也 |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 緑蔭にトルソーの胸豊かなり | 山下ミドリ |
| 【夏】緑蔭（りょくいん） | 楽果てたり帰去来緑蔭を | 大橋宵火 |