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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】ががんぼ | ががんぼや漆黒の夜をありがとう | 蝦名石蔵 |
| 【夏】蚋（ぶと） | 月山が消える蚋来る目を閉ぢて | 見学 玄 |
| 【夏】蚋（ぶと） | 蚋打つて意中の羅漢うしろにす | 水野輝枝 |
| 【夏】蚋（ぶと） | 蚋叩き依而如件かな | 山地春眠子 |
| 【夏】??（まくなぎ） | めまとひを払ひ吊橋揺らしたる | 中村青峯 |
| 【夏】??（まくなぎ） | ??（まくなぎ）を払ひそこねて数ふやす | 有吉桜雲 |
| 【夏】??（まくなぎ） | めまといの離れぬ帽子たたみけり | 互野千代子 |
| 【夏】蟻地獄（ありじごく（･･ヂ･･）） | 蟻地獄松風を聞くばかりなり | 高野素十 |
| 【夏】蟻地獄（ありじごく（･･ヂ･･）） | 縁下に蟻地獄あり誰も知らず | 都谷文子 |
| 【夏】蟻地獄（ありじごく（･･ヂ･･）） | 待つといふこと家康と蟻地獄 | 山川安人 |