季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
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【夏】鼓虫(まいまい(マヒマヒ)) | 水すまし平らに飽きて跳びにけり | 岡本眸 |
【夏】水馬(あめんぼう(・・バウ)) | あるときは雲に乗りたるみづすまし | 関森勝夫 |
【夏】水馬(あめんぼう(・・バウ)) | まひまひに山湖の広さかぎりなし | 西田浩洋 |
【夏】水馬(あめんぼう(・・バウ)) | 水すましさびしくなれば雲に乗り | 桜井映夫 |
【夏】水馬(あめんぼう(・・バウ)) | 水馬跳んでも跳んでも水の上 | 高橋利之 |
【夏】水馬(あめんぼう(・・バウ)) | ノーモア・ヒロシマ一匹のみづすまし | 石 寒太 |
【夏】水馬(あめんぼう(・・バウ)) | 一尺をいきなり跳びぬあめんぼう | 藤田枕流 |
【夏】風船虫(ふうせんむし) | 裸灯や風船虫のまた上る | 土岐美智江 |
【夏】糸蜻蛉(いととんぼ) | 香久山へとぶ糸蜻蛉失せやすし | 向山隆峰 |
【夏】糸蜻蛉(いととんぼ) | 糸とんぼこつんと草を叩きけり | 栗島 弘 |