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| 季語（読み仮名） | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【夏】鱚（きす） | 喜寿と書き鱚の一籠届きけり | 今泉貞鳳 |
| 【夏】べら | べら釣の向ふの舟も女づれ | 今井つる女 |
| 【夏】飛魚（とびうお（･･ウヲ）） | 飛び魚しきりに飛びて壱岐遠し | 森田 峠 |
| 【夏】飛魚（とびうお（･･ウヲ）） | 飛魚の飛ぶしろがねや熊野灘 | 宇多喜代子 |
| 【夏】飛魚（とびうお（･･ウヲ）） | 飛魚が飛ぶ円盤の海の上 | 島村 正 |
| 【夏】虎魚（おこぜ（ヲ･･）） | おにをこぜ徹頭徹尾おにをこぜ | 松尾隆信 |
| 【夏】石首魚（いしもち） | 石首魚の一人に釣れて九十九里 | 松崎鉄之介 |
| 【夏】いなだ | 水尾太くふくらぎの船着きにけり | 坂井あかり |
| 【夏】勘八（かんぱち） | かんぱちも乗せて離島の連絡船 | 西池みどり |
| 【夏】えい | 市にして赤?(えい)の刺没日赤し | 加藤楸邨 |